知ることで、救える命を増やす。
ゲノムクリニックはゲノム・DNA解析の医療実装化を目指して2017年に開始した千葉大学医学部発の研究プロジェクトです。2018年4月に遺伝子の意味付けを行う株式会社ゲノムクリニックを設立。2019年10月より診療所として柏の葉ゲノムクリニックを開業しました。ゲノム解析により多くの方々の健康に貢献することを目指しています。
注目する2つの領域
生殖
親から子どもへとゲノムが受け継がれる。
生殖はゲノム解析の重要性が増す領域です。
日本では10人に1人が体外受精を経て産まれており、
妊娠率の上昇が求められています。
子どもを望む全ての人が健康な児を授かれる、
社会を目指して努力します。
がん
日本人の2人に1人が患う「がん」。
がんはゲノムが傷つくことによって生じる病気です。
ゲノム医療の発展により多くの治療が生まれています。
また、がんを早期発見できれば治癒率が高まります。
全ての人が、がんリスクを把握し早期に治療を
開始できる社会を目指します。
2023年9月より東葛テクノプラザ411号室にラボを拡張いたしました。
2025 NIPPON INNOVATION AWRDにノミネートされました(2025.3.5)
千葉市アクセラレーションプログラム(C-CAP)に採択されました!
2024年10月、千葉市に拠点を持つ優れたスタートアップを支援するC-CAPにゲノムクリニックが採択されました。
胚培養液中Cell Free DNA解析(メディ・シーク)の研究および世界への普及を目指し取り組んでまいります。
2024年5月よりPGT-A検査(TE生検)と胚培養液中Cell Free DNA検査(Medi-Seq)の併用/単体での受託解析を開始いたしました。
研究成果がReproductive Medicine and Biology誌に公開されました!
〜体外受精胚を傷つけずに染色体を評価〜
ゲノムクリニック代表の曽根原弘樹らの研究グループは2022年12月17日、体外受精時の胚評価に関する画期的な成果をReproductive Medicine and Biology誌に発表した。本研究では、体外受精によって得られた胚の培養液DNAを解析することにより、胚を傷つけることなく、染色体を評価できる可能性が示された。世界では約800万人以上が体外受精によって誕生しており、日本でも年間6万人以上が生まれている。体外受精胚にダメージを与えることなく染色体を評価できる本研究は大きなインパクトがあると考えられる。
2020年5月より胚培養液中Cell Free DNA解析「Medi Seq(メディ・シーク)」を開始いたしました。